オンラインで記事の解説できます!☛こちらから☚

ハードワークの対にあるのはワークバランスか

会社で受けた性格診断でモヤモヤしたものがあったのだですが、それが「ワーク・アズ・ライフ」という言葉を知ったことで解消された話です。

会社にいると社員がどのような人物かを把握するために性格診断のようなものを受講させられることがある。

入社試験の際に受講した経験のある方も多くいると思うが、2択の設問に対して5段階くらいでどちらに近いかを100問近くひたすら答えていくあれ。

その結果の精度はさておき、分析結果の中で違和感のある項目があった。

それが「仕事に求めること」にある「ハードワーク」 or 「ワークバランス」である。

ハードワーク or ワークバランス

違和感を持った理由としては自分が最優先するのは「家族」だ。ただそのためにも仕事をハードにこなすのはいとわないと思っている。

そう考えると「ハードワーク」と「ワークバランス」が対極にあり、あなたはどっちより!という認定に「どっちも大事だしなー」とか「ハードワークの反対はソフトワークなのでは?」等々考えてしまいいまいちしっくりこなかった。

ハードワークとワークバランスの定義がダブりなく分かれているのであれば対極にあるのも理解できる。

ただ自分としては以下の意味でそれぞれ理解していたため、一概にどっちが大事と割り切れるものではないと感じた。

ハードワーク
目的は「自己の成長とそのために掲げた目標達成」。そのためには「時間や労力をつぎ込むことはいとわない」という働き方

ワークバランス

目的は「仕事と私生活の両方で満足を得られるようにすること」。そのためには「過度な労働や会社の意向を最優先にするのではなく健康や家族、趣味への時間も大切にする」という働き方


上の定義は私の理解なので公式な定義とどこまで一致しているかはさておき、仕事を取れば生活が疎かになる、はたまたその逆か。この考え方がしっくりこない。

自身の成長によって給与が上がったり長い人生のキャリアへの不安も解消される。

所得が増えれば家族や趣味へ使えるお金も増えるし、仕事への不安もなくなれば生活への余裕も出る。

そんなことを考えるとこの二つを対極に置きどちらの要素が強いか?というものではないと思う。

この違和感を解消したのが「ワーク・アズ・ライフ」という言葉

「ワーク・アズ・ライフ」は、筑波大学教授で実業家でもある落合陽一さんが提唱する「生活や趣味も仕事の一部。もしくは、仕事も生活や趣味の一部。」という考え方とのこと。

つまり、「仕事とそれ以外との分け目をなくしましょ」という考え方だ。

私はこの言葉を知ったときに「これまさに!」と思った。

そう思うと性格診断の「自分の仕事に求めること」の中にもう一つ、「公私区別」 or 「公私混同」という欄があったが、これが「公私混同」に全振りであったことにも納得がいく。

公私混同

面白いことに自分の考え方はしっかり性格診断の結果にも表れていた。

自分はこの「仕事は生活の一部。”生活としての”仕事。」という考え方がすごくしっくりくる

そう考えると「生活スタイルは人それぞれなんだから、それに合わせた仕事の仕方も人それぞれ。」という考え方もできる。

もちろん、社会で生きる以上はある程度時間を合わせる必要はあると思うが、そのコアタイムさえしっかりすり合わせることができれば、あとは自由な時間で働くことができれば生活の質は高まると思う。

「土日は休日なので仕事してはダメです。定時後は残業してはいけません。」よりも、「土日や定時後に仕事することで、昼休憩を2時間にしたっていいじゃないか」、「平日8-19時で週40時間働くから週休3日してもいいじゃないか」と思ったりする。

日中2時間休み時間取れればシャワー付きで近くのジムに行けるし、午後からの稼働開始が1時間遅くなってもきちんと他で対応すれば支障はそこまでないはず。

プライベートにまで仕事を持ち込まないで!とシャットアウトするよりも、その分仕事にプライベートを持ち込んだったいいんじゃない?と、上手に混ぜ込みましょう、と。

そうすれば人間関係にしても、仕事で知り合った人だから仕事以外での付き合いはお断り、ではなくて一生活の中で知り合った人なのだから気が合うなら付き合いを広げていけばいいと思う。

何かあればすぐに多様性を持ち出されるこの時代。「ワーク・アズ・ライフ」という考え方はすごくしっくりくる。

ちなみにこんなことを考えていた私のストレス状況はというと「問題は見られません」。精度は不明。

ストレスチェック

そんなかんじです。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次