はじめに
エクセルのマクロを使うためには事前に設定が必要ですか?
まずは何を確認しておけばよいでしょうか。
✓ エクセルでマクロを使う&作るための事前準備
✓ マクロに関する設定をする手順
この記事を書いた人
またココナラもやっているので直接会話する場合はこちらから連絡ください!
モリフミブログの記事について解説します ブログで伝えきれなかった細かい話はこちらから。さぁそれではよろしくお願いします!
こちらはマクロ関連記事の#1になります。
マクロシリーズ#2の記事
エクセルのマクロとは?については#2の記事を参照ください!
「マクロを使う」という言葉の定義
「マクロを使う」の表現には以下が含まれています。
その1. マクロを自分または誰かが作ったにかかわらずマクロを実行する
その2. 自分でマクロを作成する(マクロの記録やVBEの操作)
そのため、この記事で紹介する2つの設定は上記のその1とその2のそれぞれの設定になります。
それと…
基本的な話として、マクロが入っているエクセルと入っていないエクセルの見分け方はエクセルファイルの拡張子が「.xlsx」がマクロなし、「.xlsm」がマクロありです。
マクロあり/なしはファイル名を見たら一発で分かる。
マクロを使うための設定
「トラストセンター」の「マクロの設定」でセキュリティレベルを設定する
エクセルのマクロはVBAというプログラム言語で動作します。
得体のしれないプログラムを実行するのはセキュリティ観点でリスクがあるため、マクロを使うための段階的なセキュリティの設定があります。
「マクロの設定」までの遷移手順
1. リボンの「ファイル」を選択する
2. 「オプション」を選択する
3. 「エクセルのオプション」ウィンドウが表示されるので、そこの 「トラストセンター」にある「トラストセンターの設定」を選択する
4. 「トラストセンター」ウィンドウが開き、そこに「マクロの設定」がある
このペライチの手順の通り。
「マクロの設定」は4段階でセキュリティの強度があります。
マクロの設定
上から順に厳格です。
迷ったら❹にしておけば無条件でマクロは使える状態になります。セキュリティの強度は一番低いので自己責任ではあります。
「推奨しません。」と書かれると確かにためらう。
まずは❶になっていないことを確認できればOKかなと。
❷にしておけば警告のポップアップが表示されるので、そこでマクロ有効にすることができます。
❷を設定した場合の流れ
マクロの入ったはファイルを開くと「セキュリティの警告」と表示されデフォルトでマクロが無効の状態になっているここで「コンテンツの有効化」を選択する
「セキュリティの警告」のポップアップウィンドウが表示されるので「はい」を選択する
このようなちょっとした手間は発生しますが、認識のないマクロが入っていた場合は有効にしなければよいので、❹をためらう場合は❷にしておきましょう。
会社で使うなら❷が無難。
❸のデジタル署名についてはこちらの記事が非常に親切でした。
めちゃくちゃわかりやすい説明でした。
でじらぼ様ありがとうございます。
リボンの設定で「開発」タブを表示する
マクロの作成や実行はリボンの開発タブから実施します。
リボンに「開発」タブが表示されていない場合は表示させる必要があります。
「開発」タブを表示させる手順
1. リボンの上で右クリックする
2. 「リボンのユーザー設定」を選択する
3. 「リボンのユーザー設定」にで「開発」にチェックを入れいる
4. 「OK」を押して決定する
これで「開発」タブが表示されます。
デフォルトだと表示されてないがち。
まとめ
以上。マクロを使うための事前準備となる設定は2つだけです。
冒頭「マクロを使う」というの言葉の定義をしましたが、それぞれこうなります。
その1. マクロを自分または誰かが作ったにかかわらずマクロを実行する
「トラストセンター」にある「マクロの設定」でマクロを使うためのセキュリティ設定を適当なレベルに変更しておこう。
その2. 自分でマクロを作成する(マクロの記録やVBEの操作)
リボンの設定から「開発」タブを表示させておこう。
なので3分あれば十分設定可能です。
現場からは以上です!
オンライン説明のご紹介
記事で紹介した内容を設定したいけどできなかった、もっと詳しく知りたいという方がいましたら直接会話することも可能です。
まずはお気軽にココナラからのチャット、またX(旧Twitter)からのDMをいただければご対応します。
良いと思っていただけたら是非。
コメント