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名著から学ぶ問題解決の考え方

目次

はじめに

問題、課題、原因、解決策、、
問題解決ってどのような流れで考えればいいの!

この記事から得られるもの

✓ 著書『「世界一やさしい」問題解決の授業』からの気づきを得る

✓ 問題解決の方法

✓ 目標達成の方法

✓ 課題解決、目標達成に使えるツールと考え方

まこなり社長のオススメ本100選で紹介されていた本から学ぶ!

世界一やさしい!

実際25か国、15言語以上で出版されているようです。

紹介されていた通りかなりの良本だったので自分の読書記録の意味も込めて重要な個所をまとめます。

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さぁそれではよろしくお願いします!

本の紹介

マッキンゼーという超々一流経営コンサルティング会社に勤めていた著書が、そのマッキンゼーで学んだ問題解決のための思考法を紹介した本になります。

2007年に出版されて、今手元にある本は36刷版でした。

世界的ベストセラーの名著です。

もはや教科書!

問題解決とは ~分解の木の紹介~

この本で説明されていた書きっぷり。

問題解決とは、ひらたくいえば、「現状を正確に理解し」「問題の原因を見極め」「効果的なうち手を考え抜き」「実行する」ことです。

『世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく』 P.19 参照

仕事で耳タコであるなぜを繰り返すという話が紹介。

いまいち効果的ななぜなぜ分析ができたことはないですが、例を見ると納得するのでメモメモ。

現象:数学の成績が落ちてきた

この現象の原因をなぜなぜを使って考えると、こう。

分析の木

じっくりと原因を見極めて、小さな問題に分解して一つずつ解いていくことが重要。

【考え方】
1.どのタイプの問題が解けなかったのか
2.なぜ解けなかったのか

分解の木・・
原因を漏れなくダブりなく探すためのツール。
たとえば、クラスに30人いるとして、分解の木で全員を各枝に振り分ける
結果、合計が30人にならなければ漏れやダブりがある。

めちゃくちゃ使えそうな例題があった・・メモメモ。

分析の木_こしょう

なるほど、たしかに漏れがない。

問題の原因を診断する

「問題の本質は何か?」2000回くらい言われてきました。

そのための考え方が紹介されていのでメモ。

❶原因を見極める

1A 原因としてありえるものを洗い出す
1B 原因の仮説を立てる
1C どんな分析をするか考え、情報を集める
1D 分析する

❷打ち手を考える
2A 打ち手のアイディアを幅広く洗い出す
2B 最適な打ち手を選択する
2C 実行プランを作成する

『世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく』 P.34 参照

1A 原因としてありえるものを洗い出す

現象:ライブの客が増えない

分解の木で考える。。。

【ポイント】
・3つの質問で分けてみる
・「はい」と「いいえ」の質問で顧客をタイプ別に分ける
・タイプごとに人数がわかれば問題の原因の本質が見えてくる

1B 原因の仮説を立てる

「仮説」を考えるときは「根拠」が大切

【仮説/根拠の例】
仮説:普段よりも移動に時間がかかるかも
根拠:ゴールデンウィークで道路が混んでそうだから

1C どんな分析をするか考え、情報を集める

仮説が正しいかを確かめることを「検証」という。

検証には、判断のよりどころになる情報や分析が必要。

【情報収集/分析のために】
・本で調べる
・アンケートを取る
・インタビューする

1D 分析する

【大事】
・仮説と分析結果を比較しよう
・情報収集と分析を行い、原因を明確にすることで、具体的な打ち手を考えよう

2A 打ち手のアイディアを幅広く洗い出す

【大事】
・打ち手を考えるときも「分解の木」が使える
・「分解の木」で抽出した方法ベースに、打ち手のアイデアを書き出す
・時間、お金、人手を考慮して打ち手のアイデアには優先順位をつけることも必要

分解の木をマスターするために紹介されていた例を自分で打ち込んでみました。

分析の木2
分析の木2の拡大

意外とその他を巧みに使っている感じですね。

2B 最適な打ち手を選択する

【最適な打ち手を選ぶには】
・実行しやすいかどうか(できるかどうか)
・効果がどれくらい見込まれるか
・上記の観点でマトリクスを作る(縦軸:効果、横軸:実行のしやすさ)
・打ち手が決まれば人に振って手伝ってもらうのも大事

実行しやすいかどうかは「時間、お金、人手」の考慮が大事と理解しました。

効果については想像力がものをいう!のかな。

人に手伝ってもらう、という選択肢が増えれば「人手」という実行のしやすさのハードルは下がりますね。

2C 実行プランを作成する

【大事】
・期日から逆算して、いつまでに何をやるのか明らかにする
・逆算して計画を立てる、ということは癖付けておこう

目標を達成するまでのステップ

第3章に急に目標の話が出てきました。

計画を立て、構造的に整理して、物事を成し得るという意味では課題解決も目標達成も近いことである、解釈しました。

目標達成のステップもためになるのでメモ。

❶ 目標を設定する

❷ 目標と現状のギャップを明確にする

❸ 仮説を立てる
3A 選択肢を幅広く洗い出す
3B 選択肢を絞り込んで仮説を立てる
❹仮説が正しいかチェックする
4A 仮説に沿って情報を集める
4B データを分析し、チェックする

『世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく』 P.74 参照

確かに課題解決と似てますね。

❶ 目標を設定する

【大事】
・より具体的に例えば以下を考慮
  – 「何を」「いくらのものを」「いつまでに」「どうやって」
「いつまでに」によって「なにをするか」(解決策)が変わってくる
「どうやったらできるか」「何をすべきか」があれば”行動”に結び付くのでより具体的な解決案となる
「○○しない」などの制約条件を入れるのも良い
 例)金を借りずに○○を手に入れる、など。
「なんのために」これも重要

❷ 目標と現状のギャップを明確にする

【メモ】
・ギャップが小さい=すぐに解決案が思い浮かぶ
・ギャプが大きい=いろいろと打ち手を考える必要あり
それを知るためのギャップ分析が大事

❸ 仮説を立てる

ここでも問題解決同様、仮説を立てるわけですね。

3A 選択肢を幅広く洗い出す

【大事】
・仮説を立てる。つまり「分解の木」を使う
・たくさんのアイデアを書き出してみる
・漏れなく、ダブりなく、多く出す

練習♪練習♪

分析の木_目標達成1

「分解の木」、要はマインドマップでMECEで考えると理解しました。

3B 選択肢を絞り込んで仮説を立てる

【仮説の木】
・情報収集を始める前に有効
・仮の結論とその根拠を明確にしておく
・話の道筋を整理するのに役立つ木
・目標に対して「どうやって?」と考える
・「こうやって。」の仮説が複数立てられる
※解決策ではなくてあくまで仮説。なぜならこの時点ではそのアプローチが正しいかわからないから
・仮説は間違っていても良い。修正すればいいだけ

❹仮説が正しいかチェックする

これも問題解決と同様や!

4A 仮説に沿って情報を集める

【どうすれば仮説が正しいか】
・そのために仮説を検証する
・仮説を検証するときは事実に基づいた数字やデータを使用することが大切
・何を分析しなければならないか
・分析するためにはどんな情報が必要か、どうやったらその情報を入手できるか
・課題分析シートを使用すると良い

4B データを分析し、チェックする

【分析しよう】
・データが集まったらいよい分析
・グラフや表を使うと良い
・出費額が大きいか×我慢できるか
「2B 最適な打ち手を考える」と同様

実行する

【大事】
「よいプランを立てる」×「しっかり実行する」 この掛け算で決まる
・「解決策」を確実に事項するためには、いつ、何をするのかという「計画」を立てるのが一番
・分性も検証もすべては目標達成のため

ツールいろいろ

【分解の木】
アイデア出しに使う
・原因を漏れなくダブりなく探すためのツール
・考え方は以下
「クラスに30人いるとして、分解の木で全員を各枝に振り分ける。
結果、合計が30人にならなければ漏れやダブりがある。」

【仮説の木】
情報収集を始める前に有効
仮の結論とその根拠を明確にしておく
・話の道筋を整理するのに役立つ木
・目標に対して「どうやって?」と考える
・「こうやって。」の仮説が複数立てられる
※解決策ではなくてあくまで仮説。なぜならこの時点ではそのアプローチが正しいかわからないから
・仮説は間違っていても良い。修正すればいいだけ

【はい、いいえの木】
「はい」「いいえ」で答えられる質問に答えていけば、必ずありうるすべての原因にたどり着く道筋がある

【課題分析シート】
[課題] [仮説] [根拠] [分析・作業] [情報源]
を横軸に左から並べた表。左から順に考えていく。

考え方いろいろ

【三段論法】
2つの前提から結論を導き出す
・考え方は以下
「魚は泳ぎが得意だ」+「マグロは魚だ」→「マグロは(魚であるから、)泳ぎが得意だ」

まとめ

薄い本なのですがまとめながら読むとかなり時間かかりました。

ただしっかり頭に入ったのと振り返りがしやすいのでブログに残すのはありかなと思います。

最後にあとがきのことばを引用します。

日常のちょっとしたことでも、きっかけをつくることは可能です。
(中略)
「どうしてそう思うのか」「何が問題なのか」「原因はどこにあるのか」「どうすれば解決できるか」などを話し合うことも、考え抜く力を養うきっかけになるでしょう。

『世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく』 P.115 参照

普段から考えるように癖付けようと思います。

書斎からは以上です!

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