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Wi-Fiについて知っておきたいこと

目次

はじめに

Wi-Fiってもはやインフラ化してるのにあまり学ぶ機会がないですよね。
結局どれに接続すれば早いの?

この記事から得られるもの

✓ Wi-Fiの基本用語

✓ Wi-Fiの種類の違い

✓ 自分が使っている回線の確認方法

✓ 速度の調べ方

Wi-Fiの最低限の知識を押さえて快適なインターネットライフを送りましょう!

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さぁそれではよろしくお願いします!

基本知識

Wi-Fiとは

まずは基礎を。

【ポイント】
・Wi-Fi(ワイファイ) = 無線通信の規格(「無線LAN」の一種)
・正式表記は「Wi-Fi」(「WiFi」「wifi」は誤り)
2.4GHz帯と5GHz帯がある(それぞれメリット・デメリットあり)

2.4GHz帯と5GHz帯っていきなり専門的!

インターネット契約するとルータの裏にSSIDが2つあると思います。あれの違いです。

SSIDとは

SSIDとは Service Set Identifier の頭文字をとったもので、Wi-Fiのネットワーク名のことです。

エス・エス・アイディー

【ポイント】
・ルーターの電波を識別するための名前
・「ctc-2g-xxxx」「ctc-5g-xxxx」みたいなやつがSSID
・2.4GHz用と5GHz用でSSIDが異なることが多い
・SSIDは自由に変更可能(例:「Morifumi-WiFi」なども設定可能!)
・ 暗号化(WPA2/WPA3)されたSSIDに接続しないと危険

公衆Wi-Fiの「0000JAPAN」などもSSIDの一種です!

鍵マークのついてないパスワードのないWi-Fiは危険なのでつながない。いわゆる野良Wi-Fi。

周波数の違い

周波数の違いとは、SSIDで登場した2.4GHz帯と5GHz帯の違いというやつです。

「ctc-2g-xxxx」が2.4GHz用、「ctc-5g-xxxx」みたいなやつが5GHz用!

このような違いがあります。

周波数帯 特徴 メリット デメリット
2.4GHz 遠くまで届く 壁に強い・遠距離OK 電波干渉が多い(遅くなりやすい)
5GHz 高速通信が可能 電波干渉が少なく安定 壁に弱い・距離が短い

基本は5GHzを使い、遠くまで飛ばしたいときは2.4GHzを使うと覚えておけばOK

「ctc-5g-xxxx」といった「5」が入った方のSSIDを使えばよいのですね!

Wi-Fiの規格

上記ふまえて次が大事です!

世代 規格 最大速度(理論値) 対応周波数 特徴
Wi-Fi 1 11b 11Mbps 2.4GHz 初期のWi-Fi規格。速度が遅く、現在はほぼ使われない
Wi-Fi 2 11a 54Mbps 5GHz 5GHz帯を初めて採用。高速だが範囲が狭い
Wi-Fi 3 11g 54Mbps 2.4GHz 11bの改良版。まだ一部の古い機器で使われる
Wi-Fi 4 11n 600Mbps 2.4GHz / 5GHz 旧世代。まだ使われることもあるが、最新機器では非推奨
Wi-Fi 5 11ac 6.9Gbps 5GHz 現在の標準。5GHz帯で高速通信可能
Wi-Fi 6 11ax 9.6Gbps 2.4GHz / 5GHz 最新規格。5GHzで高速、2.4GHzも強化

ここで大事なのが「11ax」、「11ac」、「11n」などのどの規格に接続されているかです。

「11ax」であれば問題ないですし、もし「11n」以下につながっているのであれば見直すことで速度UPが可能になります。

何度も言うけど、「ctc-2g-xxxx」が2.4GHz用、「ctc-5g-xxxx」みたいなやつが5GHz用!

それで「5」のつく方、いわゆる5GHz帯にしておけば間違いないということですね。

では次に自分がどの規格になっているか、調べ方を説明します!

使っているWi-Fiの規格の調べ方

「11ax」になっていれば間違いないわけですが、前提としてそうならない原因は各登場人物にあるので原因特定の際の参考にしてください。

【前提】
下記3つがそれぞれ対応しているかが大前提!
❶そもそもインターネットを送る会社の契約(WAN側)
❷Wi-Fiを飛ばすルーター(LAN側)
❸Wi-Fiにつなげる端末
※❷❸の間が有線の場合はLANケーブルの規格も加味

だいたい古いものが原因。

ここからが一番大事な部分、規格の調べ方です!

Mac、Windowsそれぞれで紹介します。

スマホだとPCのように簡単には調べることが難しそうです、、

Macの場合

手順

手順1. Wi-Fiのアイコンの上でoptionキーを押しながら右クリックする

Wi-Fiの規格の調べ方 Mac

以上!すごく簡単です。

Windowsの場合

手順

手順1. コマンドプロンプトを立ち上げる

コマンドプロンプトの立ち上げ方

手順2. コマンドプロンプトに「netsh wlan show interfaces」と入力して実行する

Wi-Fiの規格の調べ方 Windows

同じルータでもMacは11axに対応してましたが、WindowsPCは11acまでしか対応してませんでした。

2020年に購入のDell PC。

気になるのはスマホの回線だと思いますが、以下に通信速度の目安を記載していますのでスマホで回線速度を調べた上で以下の速度と照らし合わせてみてください。

あくまで私の環境ですが。

もしスマホの回線速度が遅い場合は古い規格になっているかも。

通信速度の目安

前提として、コミュファ光を使っています。
ホーム10G(タイプC)というサービスです。

こちらの通り。

コミュファ光のプラン

計測は下記のサイトを使用しました。

インターネット回線の速度テスト | Fast.com

有線

有線の速度

なんだかんだ有線使えるなら有線が安定するし一番早いのでおすすめです。

LANケーブルの規格の話になってよりややこしくもありますが。参考までに。

規格 最大通信速度 最大周波数 特徴
CAT5 100Mbps 100MHz 現在はほぼ使われない
CAT5e 1Gbps 100MHz 一般家庭で広く使われる
CAT6 1Gbps 250MHz ノイズ耐性が向上
CAT6A 10Gbps 500MHz 10Gbps通信が可能
CAT7 10Gbps 600MHz ノイズ耐性がさらに向上
CAT8 40Gbps 2000MHz データセンター向け

ちなみに私はこちらのLANケーブルを使用しています。CAT6Aです。

バッファロー BUFFALO ツメの折れないLANケーブル モデム用 カテゴリ6a ストレート ノーマルタイプ ブラック

無線

同じルーターでもここまで違ってきます。

11ax

無線11axの速度

11ac

無線11acの速度

11n

無線11nの速度

結果一覧

規格 ダウンロード速度 レイテンシ(アンロード / ロード済み) アップロード速度
有線 970 Mbps 2ms / 9ms 830 Mbps
無線(Wi-Fi 6 / 11ax) 640 Mbps 6ms / 27ms 570 Mbps
無線(Wi-Fi 5 / 11ac) 360 Mbps 4ms / 49ms 310 Mbps
無線(Wi-Fi 4 / 11n) 69 Mbps 6ms / 203ms 75 Mbps

わかりやすく最新の規格ほど優秀な数字です。

ダウンロード速度、レイテンシ、アップロード速度については以下を参考にしてください。

【参考情報】
ダウンロード速度|データを受け取る速さ
 YouTube視聴、Web閲覧、アプリのダウンロードに重要
アップロード速度|データを送る速さ
 Zoom会議、動画投稿、クラウド保存に重要
レイテンシ(Ping)|応答の速さ
 オンラインゲーム・Zoomの音ズレ防止に必須

ちなみに快適に使える目安は以下の通りです。せっかく11axの規格が使えるのに11nに繋がっていたらもったいない感じになります。

用途 快適な通信速度
Web閲覧・SNS 10 Mbps以上
動画視聴(フルHD) 10~20 Mbps
動画視聴(4K・Netflix高画質) 50 Mbps以上
ビデオ会議・オンラインゲーム 30 Mbps以上
大容量ダウンロード・ライブ配信 100 Mbps以上

とはいえ50Mbpsあれば最悪何とかなりますね。

970Mbpsは表と突き合わせるとオーバースペック!

速いに越したことはない。

さいごに

同じルータでもここまで回線速度が違ってきます

たしかに5GHzと2.4GHzで速度だけではなくて、干渉に強い、遠くまで届くなどはありますが、基本自宅で使用するなら速度を優先した方が良いと思っています。

SSIDが2つあるからどちらからだけ登録するということではなく、早い方を適切に選択しましょう。

PCがあればどの規格まで対応しているかもわかるので是非調べてみてください!

現場からは以上です。

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